LDやSVから「あなたには、良き見本となってもらいたいと思っている」と言われた時、どう感じますか。嬉しいですか？面倒ですか？何も感じませんか？
「見本になって欲しい」と言われた時
私はこの言葉を言われたら、正直面倒に感じます。「見本になってもらいたい」というのは一般的には褒め言葉だと思うのですが、その言葉の後には見本として気をつけてほしい事や、見本としての振る舞いをなどを指導されます。見本になってほしい、だからこれに気をつけてもらいたい、あれに気をつけてもらいたい、そして◯◯をやってもらいたい、などとお願いされる事が多いのです。そして、指導される割には見返りが少ないのです。「見本」という言葉でオペレーターを騙そうとしていると感じてしまうのです。ちなみに、「見本」同じような言葉で「管理者候補」や「LD候補」という言葉を使う時もあります。
だから私は、LDやSVから「見本になってほしい」と言われたら、「どういうところが良くて見本になってほしいのですか？」と聞くようにしています。そして、一応は話を聞き、「分かりました。その点はもっと周りの見本になれるよう、努力します」くらいの話で終え、率先して何かをするなどは行わず、自分のありのままの姿を見てもらえば良いのかなと思います。
LDやSVからしたら、「見本」という言葉は非常に使い勝手の良い言葉です。なぜなら、この言葉の裏には、オペレーターが思いもつかないような責任がのしかかることが多いからです。もっと言ってしまえば、LDやSVは、コールセンターが円滑に回ることが求められますが、LDやSVの指導が不十分だから、「見本」という言葉を使って責任を押し付け、LDやSVができなかった責任を「見本」に押し付けているように思えるのです。
今日の応援
コールセンターは、チームで目標を達成させつつも、最終的には個人の能力次第なところがありますので、いくら「見本」がいたとしても、見本をどうやって活用して、チーム目標を達成させるかは、LDやSVにかかっているわけです。なぜなら、オペレーターが「見本」として頑張ろうと思っても、相手も同じオペレーターですから、自分には「見本」のようになれない、と思われ、結局はオペレーターの行動は変化しない事が多いのです。LDやSVが先頭に立って行動しない限りは、いくら見本がいようとも何も変わらないのです。そして、こんなお願いをするコールセンターのLDやSVは、大抵はオペレーターへの指導が全くできませんので、ここで多少の貸しを作っておくと、後で融通が聞くかもしれませんね。
クリックしていただけると幸いです。
にほんブログ村
派遣会社を探すならリクルートスタッフィングとテンプスタッフがおすすめです。どちらも派遣会社としての規模が大きいため、扱っている案件が多く、担当営業の方のサポートがきめ細やかです。派遣会社の場合、1つの会社だけを登録して探すよりも、何社か登録した方が、高待遇のしごとにたどり着けますよ。
です。
リクルートスタッフィング
もおすすめです
